神奈川リハビリテーション病院
奨学金サポート制度について
「厚木市看護職等奨学金返済助成金」が利用可能
病院のある厚木市が、市内の病院等で働く薬剤師を対象とした厚木市独自の助成金制度を行っています。
【対象者】
次のいずれの要件も満たす方が対象です。
①採用後3年以内の市内の病院等に勤務している常勤の看護職・歯科衛生士等
②奨学金を利用して資格を取得し、現に奨学金の返済を行っている
③市内在住
【助成内容】
薬剤師として市内医療機関に勤務している期間に、奨学金の返済に要した費用の1/2を支給します(1年あたり上限20万円、最長3年。最大60万円)
※1年以内に退職・転出した場合は助成金の返還を求めます。(一定の事由を除く)
【対象となる奨学金】
貸与型奨学金(日本学生支援機構奨学金、交通遺児育英会奨学金、あしなが育英会奨学金等)
※給付型の奨学金や返済免除規定のある奨学金、教育ローンは対象外
2017年12月完成の新病院棟を含む総合リハビリテーションセンターの全体写真です
新病院棟にある薬剤科は広く明るく働きやすい快適な環境です
企業データ
本社所在地 | 〒243-0121 神奈川県厚木市七沢516 |
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本社電話番号 | 046-249-2503 |
設立 | 昭和48年 |
診療科目 | 内科・神経内科・外科・脳神経外科・整形外科・婦人科・皮膚科・歯科・耳鼻科・泌尿器科・精神科・小児科・麻酔科・リハビリ科・眼科・放射線科 |
病床数 | 324床 |
外来患者数/日 | 外来患者数 202.9人/日、外来院内処方箋枚数 57.7枚/日(いずれも2022年4~9月の平均値) |
診療時間 | 8:30から17:15まで |
病院職員数 | 570人(2022年6月1日現在) |
薬剤師数 | 定数8名(現在は欠員1名) |
病棟勤務の有無 | 有 |
院内保育所(または提携保育所)の有無 | 有 |
関連医療機関数 | なし |
沿革
昭和48年2月2日 社会福祉法人神奈川県総合リハビリテーション事業団を設立
昭和48年4月1日 七沢理学診療病院を七沢老人リハビリテーション病院に名称変更、七沢老人リハビリテーション病院、七沢老人ホーム及び厚木看護学院を旧老人福祉事業団から引継いで業務を開始
昭和48年8月1日 七沢第一学園、七沢療育園、七沢第二学園、七沢第一更生ホーム、七沢第二更生ホーム、七沢ライトホーム、七沢障害・交通リハビリテーション病院、研究開発事業(研究部)及び在宅心身障害者福祉事業の業務を開始
昭和56年4月1日 厚木看護学院を厚木看護専門学校に名称変更
昭和59年7月11日 七沢老人リハビリテーション病院新館完成
昭和60年4月1日 七沢障害・交通リハビリテーション病院を神奈川リハビリテーション病院に名称変更、七沢老人リハビリテーション病院を七沢リハビリテーション病院脳血管センターに名称変更、七沢リハビリテーション病院脳血管センター新館の業務を開始、研究部を神奈川総合リハビリテーション研究・研修所に名称変更
平成8年4月1日 七沢第一学園と七沢第二学園を統合し、七沢学園に名称変更
平成10年4月1日 神奈川リハビリテーション病院新館の業務を開始
平成11年4月1日 神奈川リハビリテーション研究・研修所を神奈川リハビリテーション病院研究部に組織変更
平成14年6月1日 神奈川県リハビリテーション支援センターを設置(組織名:地域リハビリテーション支援センター)
平成18年4月1日 指定管理制度の導入 指定管理者として運営開始
平成22年4月1日 七沢第一更生ホーム、七沢第二更生ホームおよび七沢ライトホームを統合し、七沢更生ライトホームに名称変更、厚木看護専門学校を新築移転し、開校
平成28年3月30日 リハビリテーションセンター再整備による新福祉棟の完成
平成28年4月1日 地域支援センターを地域リハビリテーション支援センターに名称変更
平成28年6月1日 七沢更生ライトホームを七沢自立支援ホームに名称変更
平成28年6月16日 七沢学園及び七沢自立支援ホームを福祉棟に移転し業務を開始
平成29年4月1日 七沢リハビリテーション病院脳血管センターが神奈川リハビリテーション病院に移転統合
平成29年8月31日 リハビリテーションセンター再整備による新病院棟の完成
平成29年12月1日 神奈川リハビリテーション病院を移転し、新病院棟での運営開始
令和3年4月1日 厚木看護専門学校看護第二学科廃止に伴い、看護第一学科を看護学科に名称変更
アピールポイント
- 大規模病院での業務を目指すのではなく、中小病院でこそできる薬剤師の働き方
- 9病棟324床、職員数500余名の中小病院だからことできる事があります。縦割り組織とならぬように、職員は職種を越えた横のつながりを重視しています。
①入院患者が少ない分、より広い適応で薬学的介入をおこなうことができます。平均在院日数が長いため、入院時から退院、社会復帰した外来まで患者さんをフォローできます。そのため、質の高い薬学的管理の実践と責任感が身に付きます。
②転院患者が高率なため介入内容がシンプルで、比較的短時間で多くの症例に携わることができます。緊急入院率が低く、予め準備や計画が立てられる予定手術入院と転院が中心のため、余裕をもった病棟業務を展開できます。
③主治医や診療科の治療方針を理解しやすく、個別化した診療支援を行うことができます。日頃から院内で様々な医師とコミュニケーションをとる機会があります。医師それぞれのキャラクターを知ると、スムーズな処方支援に繋がります。 - 医師達から高く評価された病棟業務
- タスクシフト・タスクシェアという言葉が生まれる前から、当院の薬剤師は医師の診療支援や看護師の負担軽減を続けてきました。
手術が行われる病棟では、一日を通した複数の手術のために医師が不在の時間帯が長くなります。そのような病棟全体を支援するために、10年以上前から新規入院患者の処方提案、処方代行入力および持参薬管理を開始しています。医師や看護師の時間外勤務は減少し、リハビリスタッフの訓練時間も予定通りに実施できるために多職種から喜ばれています。
病棟薬剤師の支援内容は、医師派遣元大学の医局でも評判となっています。 - 新たに作り出す脊髄損傷者の薬物治療
- 当院には2病棟80床の障がい者病棟があり、脊髄損傷者の疾患を主に扱っています。脊髄損傷者の薬物動態は健常者とは異なり、薬学的支援もトライ・アンド・エラーの繰り返しです。特に受傷から長期間を経た方では上下肢の筋肉量が異なるため、薬物療法に欠かせない腎機能評価がクレアチニン由来の検査では不正確になります。そのような場合には診療部と結んだ薬剤師プロトコールを活用し、薬剤師が新たな検査オーダーを行い、検査結果に基づいた処方提案に繋げています。特にMRSA感染症では、治療薬剤変更率減少や治療期間短縮に大きく貢献できました。
- 10年間離職率0.0%!有給休暇が取得しやすく、長く勤められる職場環境
- 職員の働き方改革にも積極的に取り組んでいます。
入院予定が早期に把握できるため、有給休暇取得が取得しやすい職場です。皆が計画的に業務を進められるため定時退勤も可能です。2021年より、薬剤科ではローテーションで平日週1名ずつ有給休暇取得を行うように推奨しています。また、バースデー休暇も開始し、皆で協力しあって有給休暇の取得ができるようにしています。「休みたいけれども申請しにくい」「希望した日の休みが認められない」などということは絶対にありません!結婚・出産・育児等で環境が変わっても働きやすい職場です!
休日はカレンダー通りです(休日は交代で2時間の日直業務があります)。それに加えて、夏季休暇(5日)、年末年始(12月29日から1月3日)、リフレッシュ休暇(勤続10年毎)等があります。特に、女性職員は結婚や出産後も続けて働きやすい環境です。
薬剤師の10年間離職率0.0%が示すように、働きやすく、長く成長できることが当院薬剤科の自慢です。20代~50代まで各年代に先輩職員がおり、専門分野だけでなく社会人教育もしっかりとフォローします。
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