病院
医療法人社団寿量会 熊本機能病院
病院の外観です。
薬剤部のメンバーです。薬剤師は常勤13名、非常勤2名、助手3名の18人体制です。
企業データ
本社電話番号 | 0963458111 |
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設立 | 1981年5月1日 |
診療科目 | 救急科・整形外科・形成外科・小児形成外科・リハビリテーション科・リウマチ科・神経内科・内科・循環器内科・血管外科・脳神経外科・麻酔科・放射線科・外科・皮膚科・消化器外科・耳鼻咽喉科・小児科・総合診療科 |
病床数 | 395床 |
外来患者数/日 | 400人 |
診療時間 | (平日) 午前8:30~11:00 午後 13:00~16:00 左記以外は救急センターが対応 |
病院職員数 | 745名 |
薬剤師数 | 常勤13名、非常勤2名 |
病棟勤務の有無 | 有 |
院内保育所(または提携保育所)の有無 | 有 |
アピールポイント
- 忙しい中でも、楽しみながら、高めあいながら仕事をしています。
- 病院薬剤師への期待は大きくなっており、薬剤師の業務は病棟だけではなく、外来、手術室と活躍の場が広がっています。当院薬剤部も薬剤師が充足しているとは言えませんが、助手さんや機械化へのタスクシフトを行いながら、薬剤師が行うべき仕事へ注力できるように環境を整えています。
当院薬剤部の一番良いところは、忙しい中でも、自分で得意分野をみつけ、それを業務に活かし、楽しみながら仕事をしているところです。さらに、スタッフ同士刺激しあいながらお互いを高めあっていて、すごく良い空気が流れています。
そのため、このコロナ禍でも当院薬剤部は前進していると感じます。
一つの例として、当院は他施設に先駆けて「院内フォーミュラリー」の取組みをはじめ、そのことは「薬事日報」にも掲載されました。実際、当院の医師にも好評で薬剤選択の際に活用されています。 - 各分野のスペシャリストを育成し、チーム医療の中心となり活躍しています。
- 各分野のスペシャリストを育成して、患者さんの薬物治療へ貢献できるよう努めています。
それは薬剤師のやりがいにもつながっています。
★当院薬剤師の資格
医療薬学認定薬剤師2名、日病薬病院薬学認定薬剤師3名、JPALS認定薬剤師1名、日本薬剤師研修センター認定薬剤師2名、認定実務実習指導薬剤師2名、抗菌化学療法認定薬剤師1名、感染制御認定薬剤師1名、周術期管理チーム薬剤師1名、骨粗鬆症マネージャー1名、栄養サポートチーム専門療法士1名、心不全療養指導士1名、スポーツファーマシスト1名、ACLS・PALSプロバイダー1名、パーキンソン療養指導士1名、心電図検定2級1名
これらの専門性をいかしながら、それぞれの薬剤師がチーム医療の中で活躍しています。
チーム医療の中で、薬剤師は、医薬品のことはもちろんのこと、「調整役」としてチーム医療がスムーズに進むように「潤滑剤」のような役割も担っています。
また、中規模病院のメリットでもありますが、医師との距離も近く、コミュニケーションが取りやすい環境です。薬剤師の処方提案に対する医師の受け入れ率が97%と高く、信頼関係も構築できていると考えています。
これからも薬剤師一人ひとりが専門性をいかしながら活躍できる環境をを作っていきたいと考えています。 - 研究活動を通して、自分たちの成果をフィードバックすることを使命としています。
- 学会発表、論文投稿などの研究活動や、外部での講演活動を通して、自分たちの成果をフィードバックすることを使命としています。
論文投稿においては、毎年、熊本県病院薬剤師会論文奨励賞を授賞しており、過去には日本病院薬剤師会学術奨励賞を2回、九州山口薬学会論文奨励賞を1回授賞しました。
講演活動においては、外部から多数の講演依頼をいただき、今年度は12月末時点で15件の講演を行いました。
論文指導担当の薬剤師もおり、初めての方も指導を受けながらチャレンジできます。
学会参加に関しては病院からの補助もあります。
実績の詳細は以下の通りです。
★学会発表(2022年度 現在)
・森崎 崇文「病棟スタッフへの骨粗鬆症教育の取り組みとその効果」第24回 日本骨粗鬆症学会
・森崎 崇文「活性型ビタミンD製剤併用下におけるロモソズマブの有効性および安全性についての実態調査」第32回 日本医療薬学会年会
・棚町将之「人工関節置換術患者におけるトラマドールとデュロキセチン併用療法の有効性と安全性」第32回 日本医療薬学会年会
・木村美紗子「障害者施設等一般病棟における入院前施設間情報連絡書の必要な情報の実態調査」第32回 日本医療薬学会年会
★論文投稿(2021年度 および 2022年度 現在)
・下田 賢一郎「市販の文書作成支援システムを用いたお薬手帳用薬剤管理サマリーの発行と保険薬局からの返書の解析」日本病院薬剤師会雑誌57巻10号 1066-1072(2021.10)
・下田 賢一郎「ベンゾジアゼピン系睡眠約の処方抑制に向けた院内採用削減と代替薬への切り替えに関する実態調査」 日本病院薬剤師会雑誌56巻7号 759-766(2020.7)
・原田史織「人工膝関節全置換術の周術期出血に対するトラネキサム酸の静脈内および関節空内併用投与法の有効性」 日本病院薬剤師会雑誌, 57巻3号, 335-339(2021.03)
★講演(2022年度 現在)
・田山理恵「当院での心不全療養指導士としての取り組みと今後の課題」熊本県心不全療養指導士 多職種連携セミナー
・森崎崇文「薬剤師による骨粗鬆症マネージャーとしての院内活動と地域連携」菊池郡市医師会web学術講演会
・森崎崇文「骨粗鬆症と二次性骨折予防における多職種・地域連携の取組み」地域で考えるパーキンソン病連携WEB講演会
・下田賢一郎「中小病院におけるフォーミュラリー」第24回 日本医薬品情報学会総会・学術大会
・木村美紗子「パーキンソン病(PD)薬物療法における薬剤師の関わり」水俣芦北薬剤師会学術講演会
・木村美紗子「難治性便秘患者に対する薬物療法の介入」排泄・スキンケアwebセミナーin 熊本
・森崎崇文「オール薬剤師で取り組む骨粗鬆症と二次性骨折予防の管理」菊池郡市薬剤師研修会
・森崎崇文「骨粗鬆症の早期発見・治療を目指して」人生100年くまもとコンソーシアム 第1回市町村向け事業報告会
・森崎崇文「二次性骨折予防と地域連携における薬剤師の取組み」地域連携 Web Seminar ~骨折予防と疼痛管理~
・森崎崇文「当院の診療報酬算定に向けた取り組みと実績報告」第16回 熊本骨粗鬆症リエゾンサービス研究会
・森崎崇文「薬剤師による二次性骨折予防に向けた多職種・地域連携の取組み」第8回 病診・薬局業務推進・改善セミナー
・田山理恵「病棟へ行こう!~信頼される薬剤師になるためのスキル~」第36回熊本県病院薬剤師会新採用薬剤師教育研修会
・下原朋美「当院におけるバンコマイシンのAUC-guided TDM導入と課題」第18回 熊本TDM研究会
・木村美紗子「パーキンソン病薬物療法における薬剤師の関わり」パーキンソン病多職種連携Web講演会
※過去の実績は当院薬剤部のホームページに掲載されていますので、ご興味のある方はご覧下さい。 - 離職率も低く、働きやすい環境です。
- 離職は、5年以内では0名、10年で2名(2名とも家族の転勤に伴うもの)と、やむを得ず離職した薬剤師のみで、離職者は少ない状況です。
現在は頼もしい中堅薬剤師が多く在籍していて、働く環境としては心強いと思います。
先輩・後輩関係なく意見をだしやすい職場で、若手の薬剤師も先輩薬剤師にちゃんと意見をしています。逆に意見がないとさびしいです。
育休明けの職場復帰率も100%で、子育てしながらのママさん薬剤師もいます。
様々な環境の薬剤師が協力しあいながら業務を行っており、平等な結果が出せるような環境を提供していきたいと思っています。
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