当院は1987年12月の開院以来、脳卒中を中心に発症急性期より 専門的治療を実践し、地域医療の向上に貢献できるよう努力を重ねてきました。

この間、診療面での充実を図り、麻酔科･リハビリテーション科･循環器内科の併設、各々の専門医(日本脳神経外科学会専門医、日本脊髄学会専門医、日本循環器学会専門医、日本麻酔学会専門医、日本リハビリテーション医学会認定臨床医）が連携をとりながら診療を担当しています。

脳卒中のより早期の診断と治療を強化するため、2005年に脳卒中センターを開設。 また近郊から来院される患者さんの利便性を考えた七飯クリニックの開設。

2006年には脳卒中ケアユニット9床を設け、脳卒中の治療上欠くことのできないリハビリテーションは発症当日よりベッドサイドで開始し、365日リハビリテーション体制をとっています。

療養環境面ではアメニティの向上を目指し、2度の増改築工事を行い診断面ではMRI、超音波診断装置等の導入を積極的に行い、特にMRIは3.0T1台、1.5T2台の計3台で24時間対応体制をとっています。

これからも脳血管障害の中でも脳卒中を中心に診断･治療･予防の更なる充実を図り、思いやりの心を大切に患者さんの権利を尊重し、地域に根ざした安全で良質高度な信頼されるチーム医療を提供し、道南地区の地域医療向上に貢献できるよう職員一同より一層の努力をしていきたいと思います。