昭和２２年に開設して以来、徳島県央の地域医療の中核を担ってきた麻植協同病院は、平成２７年５月の新築移転を機に「吉野川医療センター」に名称を改め、生まれ変わりました。

敷地は吉野川遊園地の跡地であり、緑豊かな敷地内に懐かしい桟橋や桜の木々が残り、心和む景観を作り出しています。建物は、免震構造７階建てであり、病床２９０床すべて急性期病床となります。病室は採光を工夫して、個室だけでなく４人部屋でも各ベットにそれぞれ窓が配置されているという設計を採用しています。

産婦人科の分娩を再開し、陣痛から分娩、産後の回復まで家族が一緒に過ごせるＬＤＲ室も完備しております。

また、敷地内には職員の福利厚生及び子育て支援の一環として、職員向けの院内保育施設「にこにこ保育園」を設置しています。

今後、災害拠点病院や地域医療支援病院としての役割を果たすとともに、県央部の中核医療施設として、これまで以上に地域の皆様方へ貢献出来るよう全力で取り組んでまいります。