大阪府立病院機構は5つの異なる専門性の高い病院（医療センター）を運営し職員数は約4,000名です。各医療センターでは、それぞれの専門性を活かし、府民の健康を守るために良質で幅広い医療を提供しています。また、難治性疾患の治療や高度医療の提供、災害時の対応なども担うとともに、ゲノム医療など新たな治療法の開発や民間では担い難い医療にも取り組んでいます。薬剤師は病院機構で採用され、希望や経験、能力等を考慮し、それぞれのセンターに配属されます。また、能力の向上やスキルアップのために施設間の異動（転勤）もあります。薬剤師はさまざまなチーム医療、患者向け教室への参画、委員会、病棟業務、薬剤管理指導等々の日常業務を通じて病院における医療、薬物療法、診療報酬などを学んでいきます。また、学会や研修会に積極的に参加し、臨床における研究に取り組み学会発表を行うことで自己のスキルアップにつなげています。自己研鑽や資格取得のための学会参加や研修に対する補助や支援も充実し、各種の専門・認定等の資格を持つ薬剤師が活躍しています。宿直勤務については、現在、４病院で実施しています。福利厚生も充実しているのでキャリアを途切れさせることなく働き続けることが可能であり、成長し続けることができます。