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就活の基礎

描こう、自分のキャリアプラン

大学5回生くらいになってくると、そろそろ自分の将来について考えることも多くなってきますね。

薬学生の皆さんが進路を考えるときには、いくつかのポイントになる時期があります。 就職活動はもちろんのこと、大学院への進学や卒業研究、国家試験の対策など、きちんと準備して乗り越えなければならないハードルがいくつも待っています。

「そんなこと、言われなくても当たり前」と思う人もいるかもしれませんがこれから勉強や就職活動を進めていくと、 自分の夢や進みたい道がどんどん広がっていくと思います。

そのときに、「もう今からじゃこの道を目指すには遅かった・・・!」と言うことにならないように、 今から しっかりスケジュールを頭に入れて、自分のキャリアプランを描いてみてください。

3ステップで見える、自分の「将来」

STEP.1「就職」か?「進学」か?それが問題だ。

まず、初めに決めなければならないことは、「就職するのか、大学院への進学を目指すのか」ということです。
この選択を、だいたい5回生の夏くらいまでには行います。

STEP.2卒業へ向けて、スケジュールを確認しよう。

どちらの道を選んだ場合も、研究室に所属して卒業研究を行う、と言うことは共通しています。
どの研究室に配属されるかによって条件は違うと思いますが、就職活動や大学院入試の勉強、国家試験の勉強を行う時間的余裕がどの程度あるのか、自分できちんと把握しておくことが大切です。
将来への準備も必要ですが、まずは大学できっちり勉強をして卒業する、という目的も忘れないように…

STEP.3-a自分にあった進学先を。

大学院への進学を決めたら、入試に向かって準備が始まります。 自分の大学の大学院にそのまま進学するのか、他大学の大学院を目指すのかなど、自分が本当に勉強したいことが学べるところをしっかりと探しましょう。自分にあった進学先を見つけてください。

また、大学院に進学を決めても、この時期に少しだけ企業の説明会に参加してみるのもいいかもしれません。 大学院を卒業した後は、就職を考えている人もたくさんいるかと思いますが、この時期に、どんな仕事があるのかを軽くみておくことで、自分のやりたいことがより明確になる場合もあります。

興味のある企業や病院・薬局の説明会をのぞいてみるのも、この時期だからこそできることです。

STEP.3-bいざ、就活!

就職する、という道を選んだら、5回生の秋頃から情報収集を始め、少しずつ就職活動を始めることになります。

就職活動を始める時期や、説明会や選考に参加するタイミングは人によってさまざまですが、上のカレンダーを参考にしてみてください。 就職活動を成功させるには、やはり情報収集や行動力が大切になってきます。「気がつけば志望している企業や病院の採用活動が終わっていた」、 ということにならないためにも、いつもアンテナを伸ばして情報をキャッチしておきましょう。

また、会社案内やHPを見ているだけでは分からないことはたくさんあります。実際に企業の説明会に行ったり、病院や薬局を見学したりすれば、よりリアルな情報を得ることができます。 そのためにも、興味のあるところには自分からどんどん足を運ぶ行動力が大切ですね。

特に大学病院を希望する場合、有名大学病院は、新卒で採用というのは、非常に狭き門で基本的には研修生経由のみです。研修生といっても、資格をもっているので、戦力としては一人前に使われます。 そのうち正職員になれるのはほんの一握り、という厳しさです。残れなかった大多数が去って行っても、次の年には新しく新卒の研修生が入ってくるので、人数には困らないのです。 もし挑戦を考えているなら、早めに対策をとるのが吉です。

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