病院
一般社団法人愛生会 愛生会山科病院
愛生会山科病院正面玄関前
NSTのラウンド風景。週に一度、すべての病棟で栄養状態に問題のある患者に対して多職種でディスカッションします。病棟薬剤師も積極的に参加しています。当院ではNST専門療法士が取得可能です。
企業データ
本社所在地 | 〒607-8086 京都府京都市山科区竹鼻四丁野町19-4 |
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本社電話番号 | 075-594-2323 (代表) |
設立 | 昭和30年1月 |
沿革
一般社団法人愛生会は昭和30年1月に設立され、翌年8月に病床数20床の愛生会山科病院を開設しました。その後、山科区の発展とともに305床まで増床、現在は256床で地域の中堅病院としての役割を担っています。
この間、少子高齢化社会の進展にともない、山科区の医療・介護・福祉のネットワーク構築の必要性を痛感し、平成8年6月に愛生会訪問看護ステーション、同年9月には在宅介護支援センター愛生会山科病院を開設しました。平成12年に介護保険制度がスタートしましたが、同年1月に介護老人保健施設おおやけの里、在宅介護支援センター愛生会おおやけの里、同年4月にはヘルパーステション愛生会おおやけの里を開設しております。
また、京都市からの委託を受け、平成18年4月には京都市山階地域包括支援センターを、同年6月には京都市山科区地域介護予防推進センターを開設し今日に至っています。
アピールポイント
- 急性期から慢性期まで患者さんに関わることができます
- 当院は急性期と慢性期を有するケアミックス型の病院なので、様々な疾患の患者さんを急性期から慢性期まで関わることができます。また、必要に応じて薬薬連携を通して在宅医療に繋げることも行っています。
- 内科、外科、整形外科等を有する総合病院です
- 当院は内科、外科、整形外科、泌尿器科、眼窩、耳鼻科、皮膚科を有する総合病院です。
内科は消化器内科、肝臓内科、血液内科、循環器内科、糖尿内科があり、様々な疾患の勉強ができます。
特に抗がん剤治療が積極的に行われており、血液内科では急性骨髄性白血病や悪性リンパ腫、多発性骨髄腫などの血液がん、外科では胃癌や大腸癌など様々ながん種を学ぶことができ、抗がん剤治療のレジメンの管理、投与量のチェック、副作用のモニタリング、支持療法の提案などを行い、薬剤師が関わる部分が非常に大きい分野です。
また、糖尿病の療養指導にも力を入れており、糖尿病療養指導士(CDEJ)を修得することも出来ます。
- 早期に病棟業務を開始します(個人の希望に合わせて)
- 当院では調剤業務を並行しつつ、本人の希望・調剤の習熟度を考慮しつつ、出来るだけ早期に病棟に上がり、服薬指導や病棟業務を行います。病棟に上がる際には初めは眼科の白内障などのクリニカルパスに従った服薬指導から始めて、先輩からサポートを受けながら徐々に様々な疾患の症例を増やしていきます。
担当病棟を決める際には個人の希望を出来るだけ反映させたうえで決定いたします。また、担当病棟は定期的に変更し、様々な疾患の知識の習得を目指します。
- NST専門療法士が修得できます
- 当院ではNST活動も活発です。NSTでは患者の栄養状態を把握し、栄養状態を改善させることを目的として、週に一回全病棟をラウンドしており、病棟担当薬剤師も積極的に参加しています。
薬剤師は食事や経腸栄養だけでは必要エネルギーが十分に満たせない患者の輸液メニューの提案をはじめ、食欲不振や嚥下状態に悪影響を及ぼす薬剤のチェック、処方の提案などを行います。
また、当院はNST専門療法士の資格の研修施設であるため、業務の中でNST専門療法士の修得を目指すことが出来ます。