一般
富士フイルムワコーケミカル株式会社
広野工場
東京工場
企業データ
本社電話番号 | 0463739051 |
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設立 | 1986年10月 |
資本金 | 7,000万円 |
店舗数 | 8工場 |
事業内容 | ■技術部門 プロセス化学・エンジニアリング技術、有機合成技術、分析技術等の設計・開発 ■製造・品質管理部門 試薬・医薬品を含む、各種化成品の製造および品質管理 |
従業員数 | 548名(男性428人、女性120人)、 出向者込 1032名(男性837人、女性195人) |
売上高 | 171億800万円(2020年度) |
沿革
1986年 埼玉県児玉郡に株式会社ワコーケミカルを創立
2003年 和光純薬工業株式会社の生産子会社「株式会社ワコーケミカル」、「株式会社竹腰化学」、「ワコー理科工業株式会社」の3社が合併し、株式会社ワコーケミカルを存続会社に。本社を大阪工場内に開設
2007年 和光純薬工業株式会社宮崎工場を承継し、本社、大阪工場を宮崎に移転。本社・宮崎工場を宮崎県宮崎市清武町に開設
2008年 尼崎工場を和光純薬工業株式会社大阪工場内に移転。尼崎工場を閉鎖
2013年 和光純薬工業株式会社大阪工場内にゲル工場を開設
2017年 和光純薬工業株式会社が富士フイルム株式会社の100%子会社となり、和光純薬グループ(株式会社ワコーケミカル)が富士フイルムグループに参画
2018年 会社名を富士フイルムワコーケミカル株式会社に変更
2019年 富士フイルム和光純薬株式会社 平塚・広野工場が会社分割により統合
アピールポイント
- 最高品質の商品、サービスの提供により生活の質の向上に寄与する
- 「わたしたちは、先進・独自の技術をもって、最高品質の商品やサービスを提供する事により、社会の文化・科学・技術・産業の発展、健康増進、環境保持に貢献し、人々の生活の質のさらなる向上に寄与します。」。これは、私たち富士フイルムグループの企業理念。この理念のもと、化成品の製造・開発を手掛ける当社では、“研究者のお役に立ちたい”という思いを抱き、長年にわたって試薬等の提供を通して科学の発展のために事業を行ってきました。これまでに関係してきた多くの方々との信頼を大切にすること、より良いモノづくりにこだわること、学術研究や産業・医療といった科学に貢献すること。これまでもこれからも、当社の目指すところです。
- 合成・量産技術を活用した試薬や化成品を開発・生産
- 当社は、富士フイルム和光純薬の中核子企業として、合成・量産技術を活用した有機・無機試薬、高機能有機化合物、原薬などの医療品原料の合成・製造を受託しています。試薬関連では、試験・研究用試薬、高純度無機試薬、培地添加剤、環境測定試薬、シリカゲル前処理試薬、液体クロマトグラフィー用シリカゲル、TLC・環境分析用固相抽出カラム、HPLC用パックドカラムなどを生産。また、その他の化成品の生産として、ディスプレイ材料用薬品、インクジェット用色素、X線診断用材料、情報電子材料用品、フォトレジスト用酸発生剤、染毛材、色材酸化防止剤等について、ラボ検討から商用生産に至る一貫した開発・製造体制を構築しています。
- 国際的な基準を順守し、医薬品の品質管理を行っています
- 化成品の生産を行う工場では、原料の入荷から計量、仕込み・昇温・滴下・反応、ろ過、乾燥、梱包までを一貫して手がけると同時に、各種分析機器と熟練者の洞察力も加味しながら品質管理を行っています。たとえば、薬の有効成分となる原薬の品質評価を行う工場では、品質管理の国際規格であるISO9001に沿って生産を行っているほか、医薬品に関しては同じく国際規格のGMP(Good Manufacturing Practise=医薬品原料の製造管理および品質管理の基準)に従って製造しています。人為的な誤りを最小限にすること、汚染・品質低下を防止すること、高い品質を保証するシステムを設計することを三原則とするGMPを遵守し、世界基準の品質を守っています。