アルカはグループ診療を行う医療ビルを中心に、月間処方箋3000～12000枚の大型調剤薬局を積極的に展開しています。

当社の薬剤師は、大型調剤薬局を経験することで、多種多様の処方箋を応需することになります。薬剤師としては高度な調剤技術と、処方箋解析力を習得することができます。

ドラッグストア併設店では、薬剤師の高い専門性により、スムーズな受診勧奨ができます。未病、病中、病後とトータルで患者さんと関わりを持ち続けられる環境があります。

先駆的な試みとして私達が挑戦していることが、これからの調剤薬局のスタンダードになると信じております。そうなる事が、私達の大きな誇りなのです。

私たちが指向する「大型薬局・グループ診療」の理念とは、病院と同等の業務が調剤薬局でも可能なように、グループ診療による調剤・服薬指導を行うことです。

それは患者さまを中心にして、医師、薬剤師、医療事務が適正に配置されることで可能となります。

ホームドクター構想こそが、すべての薬剤師や医療事務を含めたグループ診療システムの基本。医師の診療行為に対して、看護師、薬剤師、医療事務など多くの医療従事資格者が必要とされます。

中でも医師と薬剤師の関係は、かかりつけ薬局の重要性が明確になるにつれて、今以上に活発な意見交換がなされることでしょう。

アルカの目指す3つの方向性は、調剤薬局、ドラッグ併設、クリニックビル。

新神戸医療ビル、北神中央医療ビルなど、クリニックと薬局が一体となった駅前の大型医療ビルを開発して、グループ診療を実現しています。

医療ビルのメリットは、多科目受診の患者さまが1つのビルを訪れるだけでよいということ。そのためにもアルカの薬局は大型の調剤薬局でなければならないのです。

一方、ドラッグストアの中に併設した調剤薬局は、現在進められている医薬分業にマッチした薬局です。

私たちはオーダーメイド医療などの時代の変化により、薬剤師の活動分野は確実に広がると考えています。サプリメント、栄養相談、在宅医療、介護、アレルギー・生活習慣病対応などの、付加サービスも増えてくるでしょう。

そうした新しい時代の流れに飛び込んでいく勇気があれば、調剤薬局における薬剤師の未来は、限りなく明るいものになると信じています。