きぼう薬局は、まもなく10年目。泉佐野市に本店とつるはら駅前店、岸和田市に岸和田駅前店の３店舗を展開する調剤薬局です。

薬は患者さまの病気を治し、健康を維持するために必要な「希望」です。私たちが大切にしているのは、その薬を笑顔でお届けすること。患者さまの健康になりたい、という願いに応えるために「きぼう薬局」と名付けました。

そして「希望」にはもう一つ別の意味があります。それは、社員の「自己実現」達成への希望です。
調剤薬局は、薬と患者さまから多くのことが学べる場所です。また医療提供施設として、大きな役割を期待されています。

こうした学びのチャンスにあふれた場で、自分のやりたいことを「見つけられる」「達成できる」薬剤師の育成を目指しています。

患者さまの健康への希望の光、スタッフの自己実現に向けた希望の光。私たちは光にあふれた「きぼう」を地域の皆さまに届けたいと思っています。そして、地域の健康を支えていく薬局でありたいと願っています。

今後の目標として「大阪府民の在宅医療を引き受ける」ことを掲げました。在宅医療には16km制限があるため、まずは店舗数を増やさなければなりません。現在、堺と高槻に新規出店計画を進めています。

私たちは生まれ育った「地域」、現在住んでいる「地域」に、薬のプロとして貢献し、共存していく会社を目指しています。

当社の3大特徴は、社内イベント・資格取得支援・在宅医療です。

《社内イベント》
イベントが多いと社内の風通しがよくなります。そして「きぼう」のスタッフという自覚が生まれ、店舗間の交流がスムーズになります。年に1回は社内旅行や遠足で、どこかに出かけています。

その企画も社員が担当していますが、普段とはちがう頭を使って考えることも、いい刺激になっています。

交流によって社員がお互いに顔を知っていると、情報交換もしやすいですし、会社にとって不利益にはならないと考えています。　

《資格取得支援》
当社では社員の自己実現のための資格取得を応援しています。資格取得はスタッフのモチベーションアップ、スキルアップ、人間的成長にプラスになります。会社が受験料・交通費・書籍等の補助を行って資格取得を推奨。

これまでにビジネス検定3級、販売士検定3級、介護職員初任者研修、日商簿記検定3級、シナプソロジー普及員・インストラクターなどの資格を取得したスタッフがいます。円市社長も「介護と医療のちがいを知りたい」と、ヘルパー2級の資格を取りました。

《在宅医療》　
当社では積極的に在宅医療に取り組んでいます。これからの薬剤師は在宅医療ができないとダメだと思います。

薬局の外来では、患者さまのお話を聞いて想像するしかありませんが、在宅では実際に見て状態を確認できるというメリットがあります。

在宅訪問ではドクターの指示に従って薬を準備し、患者さまのところへ伺い、薬歴管理、服薬指導、効果の確認と、バイタルサインのチェックなどを行っています。主治医や訪問看護師、ケアマネージャーとも連携して患者さまをサポート。医療保険による「訪問薬剤管理指導」サービスも実施しています。

今後、在宅患者さまの人数を300人に増やしていきたいと考えています。また関連会社の介護施設でも利用者さまの目標を500人としています。

こうした目標は1人では実現できないことです。けれど全員で一つの方向に向かって、成功したときの達成感は何十倍にもなるはずです。