平成4年、小さな薬局からはじまりました。以来ずっと「信頼される薬剤師とは何か」「地域に欠かせない薬局とは何か」を考え続けてきた結果、人生の初めから終わりまで寄り添うことができる業態へと広がっていきました。薬と食事で体の内側からの健康を、リハビリや体操で体の外側からの健康を提案し、又、託児所には0歳児、介護施設には100歳のお年寄りと、全ての世代が集まる場所が弊社本社ビルにあります。そして、ここには、小さな地域社会、地域医療が形成されています。薬剤師、看護師、理学療法士、介護士、保育士、栄養士、調理師等々の専門家が、それぞれの立場で、施設や地域の皆様の健康的な暮らしを支えています。
薬局、薬剤師を取り巻く環境は、益々厳しくなります。けれど、それは、今後到来する超少子高齢化社会において、薬の専門家として、本当の意味での地域医療の担い手の一員になることを期待されている事だと私達は考えています。
医療・介護業界においても、IT化、AI化が進んでいます。機械に任せるところは任せて、人にしかできない事を、専門家の知識や経験を活かして、最期まで健やかに生きていく喜びを、地域の皆様に少しでも与えられるように、これからも、いろいろな事に挑戦し続けて行こうと思っています。
又、弊社にはフランチャイズ制度もあり、地域医療を本気で考えている薬剤師さんにとって良い独立の機会もご用意しています。地域医療の中の「薬局」を、想いが同じ多くの薬剤師さんと一緒に、地域にとって本当に必要とする形で構築していけば、薬局薬剤師の存在価値は、今後も上がっていくと信じています。

地域と共に

地域と共に歩んでいくために、平成調剤薬局では様々な活動に取り組んでいます。

たとえば学校薬剤師に関しては、給食施設の衛生検査やプールの水質チェック、薬物乱用の危険を伝える授業などを実施。その一方で店舗においては、中学生の職場体験や、薬剤師を目指す大学の実習生を受け入れています。

また、薬に関する講演や市民講座などへの出席とともに、年に一度、地域の皆さまの健康をサポートするイベント「ココカラフェスティバル」を主催。健康チェックや相談会を実施し、体を考えるきっかけづくりを行っています。

各店舗では常時、漢方薬をはじめ、医療材料、小児在宅、がんへの対応、介護などについての相談も受け付けています。

平成調剤薬局はそうした多角的な活動を通じて、地域の皆さまが健やかに生きていけるような情報の発信を続けています。

働く人と共に

平成調剤薬局では、どんなときにも人としての基準を大切にできる人材を重要視しています。

行動指針は、依頼されたことを断らず、とにかくやってみること。ときにそれは負荷になるかもしれません。けれど、まずは動いてみる。そうすることで多様な人脈とつながり、知識が増え、自信が生まれます。もちろん座学も必要ですが、実際の現場で見て、聞いて、触れた学びは、得がたい経験値になります。

現代医療から薬膳にいたるまで、私たちが関わる業務は常に進化しています。そのため平成調剤薬局では、研修制度の採用や勉強会の実施、資格取得に対する支援を決して惜しみません。

それぞれの人材が自分の能力を最大限に発揮し、誰かのために働く喜びを感じられる仕事であること、無限の可能性に挑戦していける職場であることを目指しています。