サンヨー薬局グループ
井出 良太|岡山大学
薬剤師、そして人として成長させてくれるサンヨー薬局
入社した頃を思い返すと、今のような仕事ができて、スキルがついているとは想定していなかったように感じます。調剤業務、在宅業務が理解できていないことはもちろんのこと、社会人としての立居振舞もできていなかったと思います。今でもまだまだ覚えることも、できていないこともたくさんありますが、医師にも、患者様にも薬のことについて「聞かれれば即答できて、わからないことがあってはならない」と常に社長や上司に言われ続けていて、私もその言葉に共感し続けているから、今のような成長ができたのだと思っています。
研修、教育という体制もある程度は揃えられている会社ではありますが、自分の成長に大切なことは、尊敬できる先輩方がいる中で、背中を見ながらその先輩に追いつき追い越せと自ら行動することだと感じています。サンヨー薬局は、その環境があることが誇りに思います。社長をはじめ、薬剤師の先輩方、人事の上司など尊敬できる方々に囲まれた環境です。
薬局、医療機関にお越しいただけない山奥にお住まいの患者様の在宅に半日以上かけて4、5軒訪問し、その後外来患者様の対応をし、スタッフの育成指導をし、自分磨きの勉強をすることが1日のルーティン業務になっていますが、これができて当たり前であり、もっともっと薬剤師として社会人としてやれることがあります。患者様のために仕事をすることが当たり前の中で、私が求めていることは何だろうと考えると、「承認されること」への追求だと感じます。医師や患者様、会社から、まだまだできていないことや、即答できないこと、信頼されていないことなどをクリアし、「承認されること」が永遠のテーマであるのだと思います。
サンヨー薬局は、たくさんのチャンスをくれる会社です。私も、そのときはチャンスだと思わなかったのですが、社長から「店を任せるからがんばってくれ」と言われた10年ほど前が、私にチャンスを与えてくださった時だと今は思っています。