尼崎で生まれ育った私は、ここまで育ててくれたこの街に恩返しがしたいという気持ちから絶対に尼崎で働こうと決めていました。

そして元々関心のあったプライマリケアを学べるのはドラッグストアだと思い、当社に入社しました。

入社後まずは調剤薬局での勤務を薦められましたが、ドラッグストアを希望し、配属していただきました。

しかし、いざ働き始めると全く患者様のために仕事ができず、自分の知識のなさに愕然としました。「このままではだめだ」と強く感じ、改めて「調剤薬局で勉強させてほしい」と申し出るとすぐに異動させてくれました。

きっと上司は、いずれ私がそう言い出すのを分かっていたのでしょう。それでも一度、私にこのような経験をさせてくれた会社に感謝しています。

また、当社は非常に風通しの良い社風で、スタッフの考えた企画を汲み上げてくれることが多くあります。

今、私は小学生とその保護者を対象とした『薬局体験学習』を開催したいと考えています。

子供たちには食物を使った錠剤や散剤を用いて実際に一包化・調製等の調剤を体験してもらうことで、薬剤師の仕事に興味を持ってもらい、また保護者の方には薬剤師の職能や調剤（投薬）以外の薬剤師の面をPRし、『薬剤師は薬の事だけではなく健康に関するトータルアドバイザー』であることを認識して頂きます。

そして気軽に健康相談できる街の身近な医療従事者であることをお伝えし、プライマリケアを促進していければと考えています。

この企画は一例ですが、地域の中で育ったサンニシイチとして、地域へと還元できるような企画をこの他にもまだまだ考えていくつもりです。

日々の薬局業務だけではなく、こういうイベントにもやりがいを感じ、主催側で一緒になって楽しめる方にとって、当社は最高のフィールドです！

まだまだ話し足りないこともあるのですが、まずは『働くことは楽しい』ということを一番に伝えたいです。

『社会人になったらこうなるのか…』と思われない様、学生以上にキラキラと目を輝かせて、心から仕事を楽しみたいと思います。