株式会社サンニシイチ
綾部圭一郎|姫路獨協大学
1年目から在宅医療に挑戦!会社全体で育ててもらっている感じがします。
私は、尼崎出身。祖母の家がサンニシイチの本店の近くにあり、幼いころから地元の薬局としてよく知っていました。そして偶然にも実習先がサンニシイチで、6年生になってからもアルバイトをさせてもらっていました。
私にとって身近な薬局だったことも魅力でしたが、社長が語る在宅医療の今後や、薬剤師の未来像が入社の決め手となりました。
店舗での勤務のほかに、1年目の11月から在宅医療の仕事もやらせてもらっています。主に薬の準備を担当していますが、急な薬を届けたりすることもありますし、施設さま連絡用の24時間携帯電話も持たせてもらっています。
訪問先では私のことを覚えていてくださる方もあり、とても励みになります。患者さまから見ると、私は孫の世代。元々話を聞くのは好きなので、話し相手になることも苦になりません。
相談や質問があれば、自分なりに薬学の知識を使ってアドバイスしています。
今の店舗は幹線道路に面した小さい店なんですが、患者さまひとりずつとゆっくり話したいと考えている自分にはあっていると思います。患者さまのお顔を見ながら、早口にならないように気をつけて話すようにしています。大学時代、テーマパークでショーの集客担当のアルバイトをしていたことが、今の仕事に少しプラスになっているような気がしています。何事も経験ですね。
大学進学では、とりあえず医療系を志望していました。その中から子どもの頃見た、ガラス張りの調剤室で働く薬剤師の姿を思い出し、薬学部を選びました。
在学中から、これからの薬剤師は在宅医療をやらないといけない、という話を聞かされてきました。いろいろな大学から有志が集まる在宅の勉強会に参加するなど、次第に在宅医療への興味が増してきました。
まだまだこれからですが、10年後には往診同行できるようになっていたいですね。他職種から依頼されたことは 「できません」とは言わず、最適な代替案が出せるような薬剤師になりたいと思います。
先輩が主催されている、在宅医療の勉強会にも積極的に参加しています。私にとってサンニシイチは、会社全体で育ててもらっている感じがする居心地のいい職場です。