薬局
ダイドー薬品株式会社
横田 修|大阪医科薬科大学
薬の使い方が教科書とはちがう!現場での発見が新鮮な毎日です。
私は入社2年目。大学を卒業してから
薬剤師の国家試験対策予備校の講師として働いていました。
しかし薬剤師として「現場を知らないままでいいのか」
という疑問がわいてきて、転職を決意。
当店では3000以上の薬を扱っているため、
最初は薬の名前を覚えるのもたいへんでした。
ましてや一般名からジェネリックへの振替えとなると……。
薬の使い方が教科書とは違い
「こんな使い方もあるのか」と驚かされたこともありました。
ダイドー薬品の3つの店舗では、すべてにクリーンベンチが整備され、
無菌調製が必要な注射薬や輸液などの調製も経験できます。
また医療機関やメーカーへの見学も随時行われています。
在宅医療では、ターミナルケアの貴重な体験もさせて頂きました。
午前中の忙しい時は店舗全体を見渡して「どこまで業務が進んでいるのか」を把握し、
自分から積極的に動くように心がけています。
私は岸和田出身で、だんじり祭が一番の楽しみ。
地元で働けるところも気に入っています。
週2回の休みのうち1回は平日になることがあるので、
車で遠出をしたり、自分の趣味を楽しんでいます。
学生の皆さんには、実習は単位をとるためのものではなく、
自分自身の勉強になるということをお伝えしたいです。
報告書を書くのは大変かもしれませんが、実務実習は
実習後の薬剤師人生につながって行く大切な経験になるので、
自分自身の将来のために頑張って欲しいと思います。