薬局
日本メディカルシステム株式会社
小川 園子|新潟薬科大学
現在、私が勤めるのは在宅医療がメインの店舗です。
私が配属となった頃は、在宅を全く行っていなかった薬局ですが、地域のニーズがある対応することなりました。会社としても前例が少ない状況の中、手さぐりの状態で在宅事業にチャレンジすることになったので大変でしたね。
在宅の場合は、ケアマネージャー、ホームヘルパー、医師、看護師、患者さまのご家族との連携が不可決です。関わる人が多いので最初は戸惑いを感じましたが、今ではチーム医療の一員として患者さまを支援できることに喜びや醍醐味を感じています。また、薬を運ぶだけでなく、薬の説明、副作用のチェックや飲み残しはないか、効果は現れているなどを聞き取りながら服薬状況を確認し、薬学管理指導も行っています。2010年には、店舗内に無菌調剤室が設けられ、より高度な対応を行えるようにもなりました。私は、一人ひとりの患者さまに密接に関わることで、この6年間で薬剤師として大きく成長できたと思っています。
高齢化社会に向けて在宅医療は、薬剤師にとっても重要な仕事となってきています。当初はたまたま配属されたことがきっかけでなんとなく携わっていたのですが、今では大きなやりがいを感じています。薬剤師だからこそやれる仕事に携わっているという自信も持てるようになりました。
だから今後は、後輩も指導して、在宅事業をさらに充実させることが目標です!