一般社団法人 東京メディエール
牛尾美香|日本薬科大学
奨学金制度を利用しました
私が当社に出会ったのは大学2年生のときです。当初、奨学金を受けたいと考えており、奨学金制度のある薬局を探しているときでした。
奨学金制度を設けている薬局はいくつかあるのですが、私が重視していたのは「将来既定の期間就業することによって返済が不要になること」、「働きやすい環境」、「福利厚生があついこと」の3つでした。
当社の奨学金制度では、ある金額までは返済不要で奨学金を受けることができるため、1つ目の条件はすぐにクリアしました。2つ目の働きやすい環境については「民主医療機関連合会」に属した薬局であることが決め手となりました。私の母が薬剤師で民主医療機関連合会に属する医療機関に勤務しており、その姿を見て活き活きと働ける職場だということを肌身で感じていたからです。3つ目の福利厚生については、共済制度に魅力を感じました。この共済制度は職員および、その家族が受診した医療機関の自己負担金を補填してくれるという制度です。将来、もしもことがあったときのために頼りになると思いました。
このように、私が求めていた3つの条件すべてを好条件で満たしていたのが当社だったのです。
実際に就業してみると、想像していた通り人間関係が非常に良好で、働きやすい環境だと感じました。患者さんとのコミュニケーションがうまくとれず悩んでいたときや、疑義照会で問題点をうまく伝えられなかったときなどの問題や課題がでてきたときには、上司や同僚が一緒に考え、問題解決に向けて手助けをしてくれます。また、社員を大切にする土壌が備わっている会社だと実感しています。
例えば、かかりつけ薬剤師の認定を受けるためのバックアップ体制や、認定薬剤師の認定に必要な単位取得のための研修費の補助がありますし、当社の先輩薬剤師のなかには日常業務をこなすかたわらで研究をすすめて、今年度の日本薬剤師会学術大会での発表の機会を得た社員もいます。学びたいという気持ちがあれば、それを後押しして援助してくれる体制が整っているのです。
薬を中心とした対物業務ではなく、対人業務に重きをおくことが薬剤師に求められているなかで、2年目を迎えた私が現在目標にしていることは、今以上に患者さんに寄り添った医療を提供することです。患者さんとのコミュニケーションを大事にしたいという気持ちをもつ新しく薬剤師になったみなさんと一緒に、あたたかな医療を地域の方たちに提供していけることを楽しみにしています。