一般社団法人愛生会 愛生会山科病院
長谷川 晴香|摂南大学
山科病院に転職して
私は結婚して大阪から京都に引越ししたことを機に、去年の5月よりこの病院で働き始めました。
以前も病院勤務でしたが、前病院と違うなと思った点は栄養について自然と学べるということです。山科病院では毎週金曜日はNSTのラウンドの日となっています。その日は栄養士、看護師、医師、言語聴覚士と全病棟をラウンドし、各病棟の担当薬剤師は栄養面において問題がある患者さまに対して高カロリー輸液や内服について問題を考えたり、提案したりします。病棟を担当するようになると、どの病棟でもNSTに関わることとなるので、毎週栄養について考えるようになります。
このほかに山科病院の特色だと感じたことは、前病院でも化学療法の病棟があり抗がん剤の調製なども行っていたのですが、血液内科があるのではじめて見るような薬剤が多くあり、勉強になるということでした。
病院としての特徴を挙げさせていただきましたが、薬剤部の特徴としまして挙げさせていただきたいことは、中途採用の私に基本的なところから皆さんが丁寧に教えてくださったことです。大阪で働いていた病院は170床ほどの小規模の病院で、看護師を含め新卒で入職してくる方が少ない病院でした。薬剤師も6~8人ほどで、近い年齢の薬剤師も少なく、マニュアルも無い状況で、仕事は自分の目で見て覚えるような指導法でしたが、愛生会では調剤も病棟業務や服薬指導も担当の先輩が細かく教えてくれて、入職時に思っていた不安も払拭されました。
大阪の病院も新卒から4年間、たくさんの失敗をとしていろんな経験を積んだ場所なので思い入れはたくさんありますが、私はこちらの山科病院に転職してきて良かったなと感じています。
新卒の方も、私のように中途採用の方も、皆さん安心して働ける職場だと思いますので是非一緒に働きましょう。