一般社団法人れいんぼう、レインボー薬局では、新人教育スケジュールを作成し、調剤の基本から患者さまへの対応、疾患学習など、調剤薬局の薬剤師として患者さまと向き合える人材育成にじっくりと取り組みます。

新人は新人教育スケジュールに基づき、約半年かけて研修を行います。 研修期間中は先輩薬剤師（オーベン）とマンツーマンで研修に取り組みます。研修内容はまず、座学で病気についてひととおり学びます。薬学部では薬についてしっかり勉強しますが、それを病気とうまくつなぎ合わせられるようにするためです。その後は、マニュアルに基づいて基本的な薬局のルールを習得。これは先輩社員がマンツーマンで指導します。 当社では「先輩を見て見習え」といった放任教育ではなく、裏付けのあるマニュアルと、これまでの新人教育の経験から蓄積したノウハウにより、最もつまずきやすい初期段階からしっかりフォロー。外部研修や担当者任せにせず、管理薬剤師による面談などを通じて、モチベーションを維持させながら、不安を置き去りにしない教育を行っています。

最初の３年間の目標は「かかりつけ薬剤師」になることです。かかりつけ薬剤師になるには、認定薬剤師の資格取得が必要となりますので、オーベンの指導とともに認定薬剤師補助金（毎年５万円）を活用しながら自分にあったペースで認定の取得をめざします。

さらに２年後には、「健康サポート薬剤師」の取得を視野に入れてください。健康サポート薬剤師になるためには、知識習得型研修と技能習得型研修を受講し、試験に合格することが必要です。健康サポート薬剤師は、薬学的な知識に加えて、地域包括ケアシステムにおける薬剤師の役割を高めるため、健康づくり、食生活、運動などにわたる幅広い知識が要求されます。それだけにやりがいもありますし、これらの知識は地域に根ざした薬局に不可欠のものです。ぜひ一緒にチャレンジしていきましょう。