調剤薬局の薬剤師は専門職であり、サービス業でもある素晴らしい仕事です。調剤薬局は昨今、外来中心の処方箋調剤から、24時間の患者対応、在宅・介護事業への関与が必須となり、薬剤師は対物業務から対人業務への転換が必要となっています。また少子高齢化が進む中でセルフメディケーションの推進や、在宅医療、医師・看護師・ケアマネージャーなどコメディカルとの連携が重要となっています。そのためには、薬剤の知識が豊富なだけでなく、コミュニケーション能力も兼ね備えている薬剤師が必要です。初めから全てを兼ね備えている薬剤師はいません。各々の強みは最大限に引き出せるよう、弱い部分はお互いに補い合い、いずれは自分の強みに変えていけるような薬剤師を育てていきます。
　今後益々高齢化が進んでいく中で、今よりもさらに在宅業務に力を入れ、医療の質を落とさず、患者様に選ばれる薬局を目指してまいります。また、地域に根差した薬局として、今後何年、何十年と患者様に寄り添い、かかりつけ薬局としての役割を担っていきます。