薬局には、病院よりもやれることがたくさんあります。

健康な人も、病気の人も、安心して暮らせる地域作り。ドクターには相談しにくくても、薬局でなら打ち明けられる、私たちはそんな患者さまの健康の相談役として、情報提供を含めた保険調剤を行っています。 さらにＯＴＣの取り扱いを重視し、健康につながるさまざまな商品、薬だけでは解決できない悩みを改善する商品も数多く取り揃えています。

私たちの自慢は、柔軟な発想とフットワークの軽さ。高齢者医療への参加や、クリニックの開業支援、他業種との連携による新たなヘルスケア事業にも挑戦しています。 

例えば医療コミュニティ「ライフアート黒瀬」は、内科や小児科など6つのクリニックと薬局が一体化した「リンクス黒瀬」に、高齢者福祉施設を加えた施設。黒瀬地区の人口の約3分の2にあたる数の薬歴を管理し、地域医療の拠点、交流の場となっています。

今後も「医療の集合体」からさらに進化し、「医療・介護・福祉」の連携を深め、地域になくてはならない企業として、「安全・安心・信頼」を守っていきたいと考えています。

私たちは薬剤師の提案による、自主的な取り組みを応援しています。

グループ内には40以上の薬局がありますが、それぞれの店舗はどこも個性的で一つとして同じではありません。薬剤師が自分の特性にあった薬局を作っていく。それがグループ全体になると、「面」としていろいろな患者さまに対応できると信じているからです。 

さらに、C型肝炎についての共同研究、お薬手帳に副作用の自主報告用シールを貼る取り組み、ジェネリックへの切り替え案内についてなど、学会、専門誌への情報発信にも熱心です。 

 私たちは患者さまの安心・安全を守るために、安全対策委員会を設置しています。委員会ではヒヤリハット・インシデントの事例を共有してミスの連鎖を防いだり、ミスを未然に防いだポジティブな事例を共有することで、全社員の意識を高めています。 

また基本的なオペレーションだけでなく、安全対策の要素が記載された業務マニュアルを作成。地域医療の中核を担う薬局として、責任の大きさを全スタッフが認識し、医療安全に徹底的に取り組んでいます。